運動と食事の組み合わせが肥満治療のベースって本当?

どのような治療をするのか

近年、高カロリーな食生活のため体脂肪が多い肥満の人間が増えています。人が生きていく上で必要な脂肪ですが過剰に蓄積されると多くの病気の原因となるのです。糖尿病や高血圧などの生活習慣病から、更に放置すると動脈硬化が進行し脳梗塞など死に至る病を引き起こします。
肥満が原因でこのような病気にかかっている場合、肥満治療が必要になります。肥満治療は最初に血液検査や心電図などの検査を行い、その後患者個人に合わせた治療プログラムを組みます。食事制限と運動療法を組み合わせた治療を主に行い、他に行動療法や投薬療法なども行われます。個人差はありますがだいたい3ヶ月から6ヶ月以上かけて治療を行う場合が多いです。これらがうまくいかない場合、胃を小さくするなどの手術を行うこともあります。

食事療法と運動療法を一緒に行うのが大切

肥満の解消には筋肉を落とさずに脂肪だけを減らす必要があるので、急激なダイエットで体重だけが減っても意味がありません。そのため肥満治療では個人に合わせたスケジュールで行い、だいたい1ヶ月で1kg程度の減量を目的とすることが多いです。食事は油分や糖分を取り過ぎない栄養バランスの良いメニューを取らなくてはいけません。ですので食事療法では栄養指導が行われます。運動療法ではウォーキングなどの有酸素運動と筋肉を増やす運動を年齢や体重に合わせて行います。肥満治療の患者の中にはダイエットに失敗した経験があることが多いので、無理のない続けられるメニューを組むことが大切です。投薬は食事療法や運動療法の補助的療法として扱われることが多く、肥満治療ではあくまで食事療法と運動療法をベースに行われます。